私がよく行く近所の回転寿司チェーンのお店は、昨年から各テーブルにiPadが置かれ、タッチパネルで自分の食べたいお寿司を注文するというシステムになりました。
しばらく前から居酒屋チェーンなどで、専用の注文用ディスプレイはよく見てましたがiPadをそのまま置いてあるのは私は初めてでした。
お寿司を握っているお店の人に聞いてみると、「詳しい事はわからないがiPadのデータをネットワークで飛ばしてクラウドというシステムで注文の処理をするのらしいですよ」、と話されていました。
おそらくiPadで注文したデータはクラウド上にあるアプリケーションに送信/処理され、そのオーダーデータを調理場のお寿司を握る人が見ている様なのですが、なによりもお寿司屋の方がクラウドなんて言葉を使うという事に隔世の感があります。
こういう感じでシステムのエンドユーザー側の方がシステムに詳しくなっていくと今のシステムエンジニアは大変なのではと感じます。
私が10年以上前にSEの頃は、まだユーザー側もそんなにIT技術に詳しくなかったので、いろいろな説明をしても、「技術的な事はあなたたちにまかせますよ、ちゃんと動けばいいですから」みたいな感じで、技術的な観点で突っ込まれたり、質問される事は有りませんでしたが、今は皆さん詳しいので、語弊があるかもしれませんが、ごまかしが聞かないのかもしれません。
ユーザーから見た、システムエンジニアとしての付加価値を今後はより厳しく問われていくのかもしれません。
ところで、うちの6歳の娘と4歳の息子は、何度も行くうちに、iPadの注文アプリのオペレーションをすっかり覚えてしまい、勝手に自分で操作してお寿司を注文する様になってしまいました。
こんな子供たちが大人になるころには、システム開発の世界もどうなるのか、なんて思ってしまいます。

